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今宵はBARで・・

2008年10月21日 15:24

たまには自分の居場所を変えてみるっていう事も必要ですよね。
いつも同じ場所に留まっていると、ど~しても澱みが生じるもので、
違う場所に立ってみると、今まで目に映していた姿かたちが変化して見えます。
また視点、視界が変わることで目に映っている現象に対する想いみたいなものが
変化することがあります・・・・。
ってわけで、今日はいつもの立飲み屋からきどったカウンターBARへ鞍替えしてみました。
(「野暮な前振り文はいらねぇ~だろ!」って突っ込まないよ~に)

僕なんかの若い頃、っていっても25年前位10代後半から20代の前半の時は初めての知らないBARに一人で入るのはちょっと勇気が要りました。
あんまり若造が飲みに行くような場所ではなくて、結構年配の方が落ち着いて飲むところだったような気がします。
最近は若い人をターゲットにした店が多く、40代のオヤジが物想いにふけるような落ち着いた店が少ないようですね。
以前よく行っていたのは新宿の[どれすでん]って店なのですけど、もう何十年も前からやっている昭和時代からのBARで、今は名だたる著名人や各界の社長さんが若い頃通っていた事もあるらしく、その頃の常連さんに言わせると私のような中年でも「若造が生意気に!」って感じの由緒ある? BARです。
最近は行ってないけどまだあるのかな?(もう10年以上行ってないかなぁ~)


っで、今回は横浜のちょっとこじゃれたJAZZ BARでの話をしますね。
雰囲気だすためにハードボイルド小説風に・・・・・

私がその店を見つけたのは10月も半ばを過ぎ、秋色の濃く滲みだし哀愁漂う季節の深夜だった。
ジョニーから頼まれたトラブルを解決した私はひと仕事終えた後の充足感を味わうため軽く一杯飲れる店を探していた。裏通りの路地に入ったところに小さな看板に【SHAR】の文字が目にとまった。

いかにも「品が良いですよ」ってことを得意げに主張しているような看板をいぶかしみながらも、なぜか店の名前に惹かれて私はこの店で飲むことにした。店の名は【SHAR】「んっ?赤い彗星か?」などと自分の通り名と同じ店を気まぐれで選んだ私だった。
入り口の扉からは中が見えない。重厚そうに見えたので、力を入れて引くと意外なほどに軽るく開いた。私が肩透を受けた気分で店内に足を踏み入れたのは日付が変わって2時間ほど経過した時刻だった。
ライティングを嫌味ない程度にダウンさせた空間に、メインカラーをチャコールグレーに配したインテリア、空間を圧迫しない配慮で鎮座しているアップライトピアノ、ブルーのスポットライトが照らしているのは悪趣味としか言いようのない壁に描かれた「ひび割れた月」のフラスコ画。

店を入って右側には9人分のカウウンター席、カウンターの中にはちょっと気弱で神経質、それでいて正統派をちょっと崩した着こなしのバーテンが一人、陳腐な劇画のごとくグラスを麻の布で磨いている。 
入り口のカウベルの音に気づいていたはずだが数秒遅れた後に抑揚のない声で「いらっしゃいませ」と言い、一瞥して一見客である私の品定めを行ったらしい。
そして目だけで奥から2番目のカウンター席を指し示した。

気どりやなバーテンに苦笑しつつ、視線で指し示された先にあるカウンター席に腰を下ろした。
が、そこで突然私にいいようもない不安定な感覚が襲い掛かってきた。
「足が床に着かない!」そうカウンターのスツールが私には高いのだ。よく見ると指し示された席だけスツールが高い、他は低いのに・・・。
「バーテンめ、どうやら私の足の長さの目測を誤ったか、それとも玄人の客と見た上での挑戦のつもりか」と足の先をブラブラさせながらバーテンを一睨みしてから煙草に火をともした。

私はとりあえづ咽の渇きを潤したくて「ブラック&タン」を注文した。
バーテンは慇懃な態度でうなずいた後、無言でギネス黒の栓をあけ始めた。
「まったく無愛想を気取るのもたいへんだな」と心の中で毒づきながらバーテンの腕の動きを目で追った。
まぁ及第点には届くと思われる腕を確認し、少し安心した私は目の前に突き出すように置かれた「ブラック&タン」を3口で飲み干し、再度同じものを注文した。
私は2杯目の「ブラック&タン」の味をさらに楽しむために、一杯目を飲みほしたことで冷えた胃袋を暖めて、味を敏感に捉えたくなりチェイサー代わりのバーボンストレートを注文した。
冷えたビールを味わうためにウィスキーで胃を温めながら飲る。
というのが私のスタイルだが、バーテンは私の挑発行為と受け取ったらしい、気をきかせて味を楽しめるよう今度は幾分黒を多めにして作ったようだ。
しばらくこの店のバーテンとは好敵手として楽しめそうな予感が私を喜ばせた。

ビールを楽しんだ後、私はフランス滞在中に愛していた酒の「ペルノ」を注文した。フランス時代の話はあまり他人に話したことはない。ただ以前に一度だけフランス滞在中の頃に知り合ったダンサーの話を酒の席で友人にしたことがあった。が、その友人はどういうわけか私がフランスに滞在したのではなく、フランス座で照明係りをやっていたと勘違いをしたらしい。以来その友人とは付き合っていない。(だいたい「フランス座」っていってもピンと来る人少ないよね。)
仏国でのカトリーヌとの情事を思い出しながら「ペルノ」を飲んでいたとき、ふっと私の右こめかみに突き刺さるかのような危険な視線を感じた。
首をわずかに10度だけ廻して横目で視線の出所を探った先に私が見つけたのは、スパニッシュ系と思われる娘の燃えるような瞳、まるで闘牛場で戦いを挑む女闘牛士とでもいうようなラテン系の情熱を秘めた眼差しであった。
私はその瞳を軽くかわしながら、唇の右端に乾杯の意思を滲ませて軽く会釈を返してみた。
とたんに戦いを挑む視線が私に対する媚に変化したことを悟ったが、今日の私はとても女性と戯れる気にならなかった・・・
次に私はギブソンをオーダーした。このバーテンの腕を見込んでの注文だ、へたくそなバーテンが作ったマティーニやギブソンほど罪作りで醜悪なものはないと私は思っているが、このバーテンだったらそこそこのものを作れるだろう。期待したとおり何も言わなくても私の好み通りな「思いっきりドライなギブソン」を楽しむことが出来た。
最後にニコラシカで絞めの一杯を飲んで私は一万円札をカウンターに置きストゥールを立ち上がった。その時、私は「ヤバイッ」と直感した。足元がおぼつかない、立った途端にひどく酔いが廻っていることに気がついた。
もしかしたら舌も廻らないかもしれない「オアイソ」と言えづに「オヒャイショ」といってしまいそうだ。私は無言で釣りも受けとらづに扉を開けて外に出た。無駄な出費を後悔しつつ千鳥足の私の背中に、先ほどのスパニッシュ娘と思う声が追い討ちをかけてくる。
「ちょっと待って、もしよろしければもう一軒近くのお店に付き合っていただけないかしら」
私はやれやれ困った娘だと思いながら、とりあえず今夜の宿をシングルからダブルに変更するためホテルに電話をしようと携帯を取り出した・・・・・。

「ヒャノ、シュイマセェンガ、シャンぐるからディヤブリュにヘンキョウしてちゃぶだいしたいでしゅ」
よほど有能なHOTELマンだったのだろうか、何とか話は通じたらしい。
スパニッチュと抱き合いながら部屋に入った私はその時始めて気がついた「この状態で役に立つわけがない」さらに暖房が効きすぎた部屋の暑さと、娘のキツすぎるパヒュームの香りで気持ちが悪くなった私はその夜の相手をスパニッシュ娘からベンキーにチェンジし一晩抱き続けて眠りについたのだった。
当然次の日財布がなくなっていたことは言うまでもない。まったく女の嫉妬ってやつは手に負えないぜっ!俺の負けだぜスパニッシュ。

すいません。よくある落ちで・・・・
気が向いたら書き直します・・・・・。

付録
ちなみに私が横浜でお勧めするBARは
GREAT WALL 横浜市中区山下町221-3スカイウェイビルB1F
落ち着いた雰囲気。本物志向。

J.Q.KING 神奈川県横浜市磯子区東町18-8 103
オリジナル創作料理
一見さん、バー初心者OK!

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コメント

  1. Toku | URL | -

    これだけの文章書いてたら仕事進まないわけです。(+_+)\バキッ!
    今度横浜にBarに行きましょう!
    第一回ねいちゃんファンクラブ総会を開きましょう。

  2. 酔月 | URL | -

    Re:Tokuさん

    是非、総会開きましょう。
    でもやっぱ私達はBARではなく立飲み屋か、頑張ってホルモン焼ってとこなので・・・・。
    ミッキーズとレイカーズの創立飲み会も合わせて開きましょう。(レイ君+KAZZでレイカーズです。)

  3. たっく | URL | -

    初コメントします。

    酔月さん、こんばんは。

    すごい文章ですね・・・

    で、すいません。「ちゃぶだいしたいでしゅ」のところで、ちょっと吹きました。

  4. 酔月 | URL | -

    Re:たっくさん

    どうもいらっしゃいませ。
    拙稚な文章で恥ずかしい限りですが・・・
    今後とも宜しくおねひゃいしゅましゅ・・・
    今日も酔ってます!

  5. ニシイ | URL | -

    ハロウィンランお疲れ様でした

    今回もなかなかの傑作ですねv-20
    僕としてはハードボイルド風になる前の文章のほうが酔月さんらしい味が出ていて好きですが・・・♪
    山下町のショットバーに行ってみたくなりました。

  6. ホッシー | URL | -

    男一人でbar、更にヨコハマってとこがカッコイイっすね。
    昨年、俺も珍しく京都の知らないbarに乗り込んだら、たまたま美人バーテンダーで、ベスト(ジレ?)姿に萌え萌えでした。近すぎて顔が直視出来なかった。。。

  7. 酔月 | URL | -

    Re:ニシイさん

    どうも先日はお疲れ様でした。
    また一緒の大会で走りましょう。
    次回の記事は先日のマラソン大会のコメント+湘南国際マラソンの予定です。

  8. 酔月 | URL | -

    Re:ホッシー

    いいっすね~美人バーテンダー。
    この前行った厚木のBARでは20代の美人バーテンダーで白のYシャツ間近で萌え萌えでした。

  9. らなりん | URL | -

    この日記になって初めてお邪魔しました。
    コメント仕方が分からなかったです^^;

  10. 酔月 | URL | -

    Re:らなりんさん

    ど~も、遠いところから来て頂きまして光栄です。
    らなりんさんのモツ煮が食べたい・・・。

  11. nishi母 | URL | .2cgsHzE

    ・・・。

    パクリだな・・・ふぅ~。

  12. 酔月 | URL | -

    Re:nishi母

    お前失礼な!
    今回の記事は正真正銘、創作で書いたのに、パクリだなんて、ヒドイ、ムカつく(怒)!

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